リ・イノベーション 視点転換の経営
from TOPPOINT 2021 年 3 月号
リ・イノベーション : イノベーションをやり直す
既に存在している知識・資源・製品・サービス等を捉え直して新たな価値を見出し、イノベーションを再起動させる
例
技術の読み替え : キヤノンのインクジェット技術。 当時のレーザービーム・プリンタにかなわないと考えられていたが、別の視点で捉えて小型化やカラー化といった価値を見出した
製品・サービスの捉え直し : 大塚製薬のポカリスエット。 日本ではスポーツ時の水分補給だが、熱帯気候下ではわざわざ汗を流すスポーツをしない → 風土病であるデング熱や脱水症状、イスラム教の断食の際の水分補給などに
2 種類
価値発見型イノベーション : 役立たないとみなされてきたものに価値を見出す
価値再生型イノベーション : もともとは価値あるものとみなされてきたが、時代の変化や陳腐化などにより当初の価値を失ったりした知識や資源からのイノベーション
リ・イノベーションには視点の転換が必要
オープン・イノベーション : 社外との連携による新たな視点
イノベーターとしてのユーザーの利用 : 多様性がカギ
「多様性は一様性に勝る」 「多様性は能力に勝る」 by スコット・ペイジ
グローバリゼーション : 同じ知識や資源でも、ところ変われば意味が変わる
ダイバーシティ経営
「よそ者・わか者・ばか者」 の活用